冷却水系スライムモニタリングシステム

冷却水系は水質や水温などが微生物の生育に適した条件となっています。
微生物は、熱交換器や冷却水配管等の表面に付着して増殖し、粘性のスライムを形成します。

スライムは冷却水系に以下のような障害を発生させます。

  • ・熱交換部における伝熱を阻害する
  • ・配管における通水阻害を引き起こす
  • ・配管金属の腐食を引き起こす
  • ・レジオネラ属菌の温床となる

例えば、1000RTターボ冷凍機においてスライム付着により
約10%の能力低下が発生している場合、60〜80万円/月のコストアップになっています。
CO2換算では、10〜14t/月の排出量の増加となります。

つまり、スライムは冷却水設備の保全や省エネルギー運転に対して大敵となります。
よって、冷却水系の設備を健全にする為に、スライム付着状況の把握が重要です。

本法は東京工業大学生命理工学研究科の丹治保典教授らのグループとの共同開発により生まれた新技術です。

  • ・冷却水系を運転しながら簡易な手法で測定が可能である
  • ・冷却水系に投入したトレーサーの濃度変化により判定する(下図参照)
  • ・短期間に結果を知ることが出来る

スライムモニタリングシステム測定例グラフ
スライムモニタリングシステム測定例

本法により、冷却水系のスライム診断を迅速に行うことができます。
その結果から豊富な水処理経験に基づいた最適な水処理プログラムを提案する事により、
冷却水系のトラブルを未然に防止し、施設の省エネルギー運転の支援を行います。

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